『稼ごう』という意識が強すぎると稼げない

ブログで稼ぐ を目標にしている以上、稼ごうと思いながらブログを書く事は間違えではありません。

でも、それが独りよがりのブログになっていたら、全く稼げません。

そのお話しです。

 

『稼ごう』という意識が出すぎている

 

もしあなたの電話に、何度も何度も同じ会社から売込みの電話が来たらどう対処しますか?

 

まずは私の経験からお話しします。

以前オンラインショッピングで買った事のある会社からの電話売込みが激しくて、先日シャットダウンしました。

 

一度は興味を示したのですから、初めは丁寧に断っていました。

でも毎週電話が来るようになり、気づけば週3くらいでかかってくる。

電話を無視すると1日3回から4回かかってくる。

 

うっかり電話に出てしまうと、毎回、薦めてくる商品は違うものの常に同じ会社で、何回断ってもまたかけてくるのです。

 

以前一度だけ、母のためにこの会社が販売しているコンサートチケットを購入しました。
母の年代(70代)の人たちが喜びそうな、往年の人気歌手たちが集まってコンサートを行っている、あの会社です。

 

往年のスターが、たくさん出てきて母はとても楽しかったみたいでした。

更に、一度購入すると、次から超特別価格の値段でコンサートチケットが手に入る
ので、ここから電話は何となく無視せずに受けてしまっていたのです。

ところが、いつしかこの会社は通販事業部を設けたようで、毎回、全く興味のない商品を電話セールスしてくるようになりました。

 

コンサートチケットを1度でも買ってしまったからか、断っても、断ってもかかってきます。

今ではコンサートチケットの事など一切セールスしてこなくなりました。

「いらない物」ばかりを売りつけてくるのです。

 

結果として、私はこの会社の電話番号を「迷惑通知登録」しましたのでここからの電話は一切かかってこなくなりました。

 

あなたはどうでしょうか?
「稼ぎたい、稼ぎたい」とブログ内で売る事ばかり意識して記事を書いていないでしょうか?

 

キッカケはブログの一部の記事だったかもしれない。

でも読み進めていく度に、いつも強烈なセールスブログ。

 

「こんな情報いらねーよ」

ユーザーはこういう風に感じ、2度と訪問してこなくなるでしょう。

売込みブログは、あなたが思う以上に、しつこい電話セールスと同じような空気感を放っています。

まずはそこに気づきましょう。

売込み記事書いて満足しているのは、あなただけです。

 

 

『稼ごう』という意識はユーザー意識を無視している

 

なぜ「売込み記事がNGなのか」もう少し、理論的にお話しをします。

 

Googleは ユーザー第一優先のブログでなければならない と公言しています。

 

ユーザーが欲しがっている情報を提供するサイト(ブログ)でなければならない・・・とのこと。

 

そこを無視して、自分よがりなブログを作ってきたのは、かつてのアフィリエイター達です。(私も含む)

だからGoogleは大規模アルゴリズム変動を行い、そういう輩を一斉排除しました。

 

 

こういう変動が起きているのに、未だに「買って、買って」というブログを書く。

どうなんでしょうか?

 

望んでいるわけではない電話セールスは、迷惑なセールスブログに過ぎません。

これはブログも同じです。

 

ブログは、電話より拒否する事は簡単です。

二度と訪問しなければ済むだけですから。

二度と訪問しない人が増えたブログは、アクセスもガタ落ちするのでGoogleが「良いブログではない」と判断し、検索上にもなかなか浮上しないブログとなってしまいます。

 

 

ガンガン稼ぐ内容の記事が存在するのは・・・

 

これを何度説明しても、多くの方は『稼ぎたい!』という自分よがりなブログを書きます。

 

うさぎ

だって実際にガンガン売り込んだLP記事書いている人いるじゃん

 

こういうLP記事などには、背後に別な手法が隠れている事を見抜けているでしょうか?

大量のリンクがついたり、広告を出していたり・・・

 

どれも自分の力だけではできない(お金がかかる)手法がバックについています。

人のブログをマネするなら、そこまで見抜いてから真似するべきです。

 

web上にリアルセールスノウハウは不要

 

web上のルールは、すべてGoogleが決めています。

 

あなた個人の「俺流」など、通用しません。

すべてはGoogleアルゴリズムだからです。

 

でも、リアルな世界で(会社などで)セールスを行っている人、特にリアル生活で敏腕セールスマンとなると、そのノウハウが身に染みているのでGoogleを無視して「俺流」で記事を書きます。

 

リアルセールスで得意とする、超セールストークをブログで展開するのです。

 

これで満足しているのは、この敏腕セールスマンだけです。

Googleが「俺流」を認めないからです。

 

コンサルを行っていると、本当にこういう思考が抜け出せない人はいらっしゃいます。

「リアルでこれだけ売れるのだからブログでも売れる」と考えているるようで、何度説明をしても、リアルなセールス理論でしかブログが書けません。

 

そして結果、稼ぐどころか、集客も0に近いのです。

私はその人の敏腕ぶりを否定したいのではありません。

判定しているのは私ではなく、Googleなのです。

どんなに敏腕セールスマンでも、Googleからしたら

 

『で?』

 

と跳ね除けられて終わります。

 

売り込んでばかりのブログなど、ユーザーは求めていないからです。

 

稼ぎたいと思うからこそ、セールスブログは止めましょう。

大切なのは、ユーザーは何を求めているのか・・・です。

 

 

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